『田中金盛堂』大正13年から続く手焼き煎餅の店【芦屋/大桝町】#32
兵庫三菱Web編集局 | 記事 : M.Takaya
配信日 : 2017年3月1日 08時00分 JST
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」といいますが、早くも2月に逃げられてしまいました。3月が気づかぬ間に去ってしまわないよう、1日1日を大事にしていきたいものですね。さて、今回ご紹介するのは芦屋市大枡町の『田中金盛堂』さんのお煎餅です。大正13年から続く手焼き煎餅のお店です。
『田中金盛堂』さんのお煎餅
JR芦屋から徒歩5分、阪神芦屋から徒歩3分のところにあります。鳴尾御影線に面したお店で、西隣には写真屋さんがあります。
大正13年から続くお店で、現在の店主は三代目だそうです。正面には以前ご紹介したうどん屋さん「花菜」さんがあります。
お店に入ってすぐに目につくのは「ABCカステラ(250円)」です。お店で毎朝焼いてるそうですが、保存料は入っていないため賞味期限は5日ほどになります。甘すぎるものが苦手な方も買っていかれるそうです。
ケース上段には各種詰め合わせが並んでいます。価格も内容も様々で日持ちもするので、家族に手土産としてはもちろん、贈答用の品にも最適です!下段にはアーモンドや卵を使用した、一風変わった甘めのおせんべいも並んでいます。
カウンター右手の棚の右側下段には、「みそせんべい」「しょうが」「はつね」(各360円)といった昔懐かしいおせんべいが並んでいます。これらと先ほどのケースの中のものは、こちらの店舗で丁寧に焼き上げたものだそうです。
お店の奥には大きめのガラス窓があり、製造風景が見られるようになっています。人気商品のひとつ「芦屋せんべい(720円)」は、一枚一枚手焼きの瓦せんべいです。うーん、焼いてるところを見てみたかったです...
はい!オフィスに戻ってまいりました!
ABCカステラ 250円(右)、みそせんべい 360円(左)、草加せんべいの小丸(中央奥)です。
袋は開けてしまった後ですが、昔ながら感のあるパッケージが素敵です。
小ぶりな草加煎餅の「小丸」は、シンプルな醤油味。厚みがあるので、バリッとした食感。普通の草加煎餅は好きだけどちょっと大きいな...という人におすすめです。
「みそせんべい」は、昔懐かしのお味噌が香る一枚。昔ながらの製法で焼き上げているそうです。食感や質感は瓦せんべいによく似ていると思います。ほんのり甘みがあって海苔も乗っている、絶妙なバランスのおせんべいです。
「ABCカステラ(250円)」は、1日の製作数が限定されているそう。もっちりとしていて、噛み締めると優しい卵の味が口の中に広がります。くせになるもちもち感なので、カステラはふわふわ派という方にもぜひ試していただきたいです。
お茶を入れて、美味しくいただきました。付近には素敵なお店がたくさんありますので、時間のある日に探索してみてはいかがでしょうか。
田中金盛堂
- 住所:
- 芦屋市大桝町7-5(Google Map)
- 電話番号:
- 0797-22-2573
- 営業時間:
- 8:30~19:30
- 定休日:
- 第一日曜日・第三日曜日
- 食べログ:
- 田中金盛堂
- 駐車場:
- 向かいにタイムパーキングあり。(2000円以上お買い上げの方は20分駐車無料)
- HP:
- お店のサイト (facebook)