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『あおやま菓匠』芦屋を愛する手作り和菓子【芦屋/呉川町】#35

兵庫三菱Web編集局 | 記事 : M.Takaya
配信日 : 2017年3月29日 08時00分 JST

お彼岸を過ぎてから、春の気配を感じることも増えてきましたね。今年のお花見はどちらへ行かれるご予定でしょうか。今回編集局では、気の早い春のお茶会を開きました!さてさて、今回ご紹介するのは芦屋の町の『あおやま菓匠』さんです。

『あおやま菓匠』さんの和菓子

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JR芦屋駅南へ徒歩12分、阪神芦屋駅徒歩10分の国道43号線沿いのお店です。県立芦屋高校前交差点の南東角にあるので、見つけやすいと思います。

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この日はタイミングよくお菓子を作っているところを見ることができました。こちらは「三笠」の生地を焼いているところです。しばしば耳にする「三笠」ですが、関西ではどら焼きのことを三笠と呼ぶそうです。

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店内には、焼き菓子、和生菓子、上生菓子と様々なお菓子が並んでいます。贈答用、ちょっとしたお茶会、用途にあったお菓子を見つけられそうです。

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こちらは『あおやま菓匠』さんの代表銘菓であり、人気商品です。「あしや最中 120円」(左)、「芦屋そだち 136円」(右)、「阪神とらの巻 200円」(中央奥)です。他にも芦屋をテーマにした焼き菓子がいくつか並んでいました。焼き菓子は日持ちもするので、贈り物にもおすすめです。

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こちらは上生菓子。春を感じるお菓子が並んでいます。「春の山(中央奥)」や「菜の花(右下)」のように、モチーフも素敵です(各260円)。写真は一例ですので、本当に目移りしてしまいます。

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お店の方にも助言をいただきつつ、どうにか選ぶことができました。形が崩れないよう気をつけながら、編集局へと向かいます。

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まずは、上生菓子を2つ。「たけのこ (左)」と「桜 (右)」は、モチーフが和菓子初心者にも分かりやすいお菓子です。練り切りという和菓子の一つで、白あんに砂糖などが入ったものだそう。「たけのこ」はシナモンの仲間の"ニッキ"で色付けされていました。舌あたりの滑らかな白餡は、口の中でお茶とともに溶けていきます。それはそれはもう、至福のひと時でした.....。

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「阪神 とらの巻 200円」(中央奥)。先ほどもご紹介いたしました、あおやまさんの代表銘菓の一つです。阪神ときて虎とくれば、まあ、つまり、そういうことなのでしょう!芦屋の地にお店を構えて61年。わがまちへの愛を感じる一品ですが、それが人気商品ということはお客さんの地元愛も感じますね。

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名前のインパクトもなかなかですが、お味もの方もバッチリのお品でございました。虎模様のようにまだらな焼き色が特徴的のふんわり系の生地。粒あんにお餅と栗が巻いてあるので、二度美味しい和菓子です。

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ぷるんとつややかな「花見団子 130円」を食べてしまうと、コンビニ・スーパーの三色団子に戻れません!桃色はプレーンなお味、白色にはゴマ、緑色はヨモギが入っています。素材の味が楽しめる花見団子に、この日初めて出会いました。誰かに教えたくなる花見団子って、こんなお団子ではないでしょうか。

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「さくら餅 140円」の中はこしあんで、やわらかい桜の葉っぱの塩味とちょうどいいバランスでした。お米のつぶつぶの桜餅に馴染んできた私は、クレープのような桜餅を初めてみたときに驚いてしまいました。和菓子の世界では、関東・関西でいろいろと違いがありそうですね。
季節によりそいわがまちを愛する「あおやま」さん。地域からも愛される、その魅力が少しでも伝わればいいなと思います。見かけたことはあるけど、行ったことはないという方もいらっしゃるかもしれません。実は駐車場もあるそうなので、春らしい和菓子を家に持ち帰り、ゆっくりお茶の時間をもってはいかがでしょうか。

あおやま菓匠
住所:
兵庫県芦屋市呉川町2-17(Google Map
電話番号:
0797-31-5767
営業時間:
8:00~19:00
定休日:
火曜日(繁忙期は営業)
食べログ:
あおやま菓匠
駐車場:
有り
HP:
あおやま菓匠

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