『琉球食堂 kafu』700円で楽しめる本格琉球料理の店【西宮北口】#50
兵庫三菱Web編集局 | 記事 : M.Takaya
配信日 : 2017年9月13日 08時00分 JST
過ぎていく夏を惜しむ気持ちが日に日に増していきます、編集局の高谷です。さて、今回ご紹介するのは昨年3月にオープンした「琉球食堂 kafu」さんです。こちらのお店では、美味しい琉球料理が食べられるということで、夏の余韻を楽しみたいと思います。
『琉球食堂 kafu』さんのチャンプルランチ
『琉球食堂 kafu(カフ)』さんは、阪急電鉄神戸線の西宮北口駅から徒歩5分。南改札から出て、南西出口から地上へおります。
とりあえずの目標は、ロータリーをまっすぐ南へ下ったナフコです。
ホームセンターのナフコの道路を挟んで東側、「こがね」という看板は見えますでしょうか...
こちらの「こがね」という唐揚げ屋さんの右に、『琉球食堂 kafu』さんがあります。
オリオン生・黒糖焼酎・泡盛と書かれた看板に導かれ、建物の2階へあがります。
いざ、店内へ!
レトロな雰囲気が漂う店内は、テーブルとカウンターで14席。
ランチは「沖縄ソバ」か「チャンプル」の2種類で、いずれも700円。サラリーマンが多い平日は、お野菜が摂れる「チャンプルランチ」が人気。週末は「沖縄ソバ」の方が多いのだとか。それでは、「チャンプル」でお願いします〜
「チャンプルランチ」は、チャンプル・ご飯(ジューシー)・味噌汁が付いてきます。ごはんと味噌汁はセルフなので、昼休みの時間が惜しい方にはありがたいのでは!ジューシーは、沖縄風の炊き込みご飯。麦入りのご飯に、刻んだ人参や豚肉、ひじきなどが入っています。
炊き込みご飯の具材としては、初めて見る組み合わせで興味深いです。ほっこりする優しい味付けで、頬が緩んでしまいます。
お茶碗も味噌汁椀もやや大きめ。つい多めに盛ってしまいましたが、そこのところはセルフで加減しなくては...(笑)
それでは、いただきます!
オーダーしてからご主人が作ってくださる「ゴーヤーチャンプル」は熱々〜!ゴーヤー・スパム・にんじん・もやし・豆腐・卵で、バババっと仕上がったチャンプル。奄美風にいうと「苦瓜炒め」だそうで、大変わかりやすいです(笑)
下処理や切り方や調理法で、苦味を抑えたゴーヤーは苦味控えめ。うーん、ご家庭でこのお味は難しいのでは...。とにかく食べやすくて、箸が進みます。
こちらは一見普通の味噌汁ですが、ほんのり甘いんです!玉ねぎ・みりん・油揚げなどが入っているのかと錯覚してしまう、やわらかなお味噌汁。
その秘密は......
こちらの「麦みそ」です。ふつうの味噌よりも甘めの麦味噌は、奄美の料理に欠かせないのだとか。
「琉球食堂kafu」さんは、食材や調理法だけではなく、味噌や醤油といった調味料にもこだわって琉球料理を提供しているそうです。
ちなみに、大阪出身のご主人は奄美の魅力に惹かれ、その後沖縄本島で修行をされてお店を出すに至ったそうです。そのため、沖縄料理だけではなく、奄美のお料理もメニューに反映されているんですね。なるほど、それで琉球食堂ということですか...。
店内にはご主人が作った三線が飾られていますが、今回は実際にご主人の演奏を少しだけ聞かせていただけました。ダイビングのスーツや三線といった、琉球愛の溢れる店内はとても魅力的でした!
果報は寝て待ての「果報」は、奄美の島唄でよく歌詞に使われる言葉だそうです。その「果報」を奄美の方言で「カフ」と読むことから、「琉球食堂kafu」という店名に。普段使いしやすいお値段と立地に、栄養バランスと味はばっちり!休業日やジャズライブなどのイベントは、お店のfacebookで確認できますので、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
「琉球食堂kafu」
- 住所:
- 兵庫県西宮市深津町3-25深津橋本ビル201(Google Map)
- 電話番号:
- 080-5142-1134
- 営業時間:
- 11:30〜14:00 17:30〜23:30
- 定休日:
- 火曜日
- facebook:
- 琉球食堂kafu
- 食べログ:
- 琉球食堂kafu (リュウキュウショクドウ カフ)
- 駐車場:
- なし(道路を挟んで北側にコインパーキングあり)