『torico.(トリコ)』女性に大人気 パン激戦区の隠れた名店【夙川】#52
兵庫三菱Web編集局 | 記事 : M.Takaya
配信日 : 2017年10月4日 08時00分 JST
今年は、10月4日が中秋の名月ですね。お月見といえば9月のイメージですが、満月に合わせて決まるものなので、10月にずれることもあるそうです。
さて、今回ご紹介するのは、パン激戦区の阪神地域で「torico.(トリコ)」さんです。こちらのお店は、関西のパン好きの方には有名な「Le Sucre Coeur(ル・シュクレクール)」で修行したご主人が夙川に開いたお店です。
『torico.(トリコ)』さんのパン
『torico.(トリコ)』さんは、阪急電鉄の夙川駅から徒歩5分。
南改札から出て、東側を流れる夙川を超えて北へ
阪急の高架をくぐってすぐということでしたが、パン屋さんは見当たりません。
地下に美容院、1階に美容院、3階にヨガかなんかの宣伝が見えるだけです。
ん?もしかして...
美容院だと勝手に勘違いした白い看板には、「torico.」の文字が!
半地下のお店は、お目当てのパン屋さんだったようです。
階段を降りると、多種多様なパンが輝いているのが見えました。
地上からはなぜか美容院のように見えましたが、店内はあたたかみのあるパン屋さんそのものでした。
振り返ると、なんだか秘密基地のようでわくわくします!
お店の方に伺うと、「ハード系(かため)のパンが人気です。最近はマロンやお芋などの、季節のパンもよく出ています。」とのこと。
さまざまなパンが並んでいますが、ベースの生地は4種類。「ル・シュクレクール」で修行されたご主人が、すべてお一人で焼いているそうです!
「ル・シュクレクール」は、パン好きにはよくよく知られた関西が誇るパンの名店です。もともと池田にお店を構えていましたが、2016年春に北新地に移転しました。
『torico.(トリコ)』さんでは、ハード系の個性派なパンばかりではなく、親しみやすいクリームパンやごはん系のパンメニューもそろっていました。午前中だということもあり、かなりたくさんの種類のパンが並んでいて、目移りしてしまいます。
夫婦2人でお店をされているそうですが、焼き菓子は奥さまが作っているんです!
お菓子を目当てに来店される方もいらっしゃるそうで、焼き菓子、気になります。
「カフェマロン 200円(右上)」、「エピ 200円(右下)」、「いちじく 200円(中央下)」、「ポム ド テール 190円(左下)」、「おさつさん 200円(左上)」以上、5つをセレクトしました!
午前中、午後、夕方と、遅くなればなるほど品数は減っていってしまいます。お取り置きができるということなので、心配な方はあらかじめお伝えするのが良さそうです。
レジ周りのパンのところに、ひっそりと鳥カゴに入った小鳥。もしやお店の名前って「小鳥 ことり コトリコトリ...トリコ」だったりするんでしょうか!?
真相が気になる方は、お店の方に聞いてみてください(笑)
それでは手を洗いまして。
いただきます!
「ポム ド テール」は、柔らかもちもちパン。生地にじゃがいもが練りこまれています。
本当にもっちもちで、ほんのり甘い!うーん、お菓子パンではないので朝食に軽く温めて食べたいです〜
「エピ」はパン屋さんの定番メニューですが、ハード系のパンなので気になるところ。
確かに外はまあまあ固いのに、中がもっちり。みよーんと伸びながらもぎっていただきます。
焼いたらバリッとする外側の生地に、もっちりしっとりの内側とベーコン...。これは、リピート確実です。
「いちじく(上)」は、バケット生地にドライいちじくが入ったもの。味も食べ応えもしっかりめ。薄くスライスするとワインに合うと思います!
「おさつさん(下)」はデニッシュ生地の真ん中に、さつまいもとクレームダマンド。秋を感じるおやつパンで、かためのパンが苦手な方におすすめです。
「カフェマロン(上)」は、コーヒー・カカオニヴ・栗を練りこんだバゲット。温め直さなくても鼻腔に広がる香ばしさは、秋のムードそのもの。ぜひぜひ食べてみていただきたいクオリティの高いパンです。
知らなければ、素通りしてしまいそうな半地下のお店。そんなワクワク感と、食べてみてもおいしいパン。秋の楽しみを見つけに出かけてみてはいかがでしょうか。
「torico.(トリコ)」
- 住所:
- 兵庫県西宮市大井手町3-6 ヴァンベール夙川 B1F(Google Map)
- 電話番号:
- 0798-73-0818
- 営業時間:
- 8:00~18:00
- 定休日:
- 日曜・月曜
- facebook:
- torico.
- 食べログ:
- トリコ(torico.)
- 駐車場:
- なし(付近にコインパーキングあり)