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『貴味蛸(きみたこ)』地元で愛される老舗の絶品明石焼き【夙川】#125

兵庫三菱Web編集局 / 記事 : M.Tagawa
配信日:2020年2月7日 08時00分JST

こんにちは!

今回は『貴味蛸(きみたこ)』さんをご紹介します。こちらのお店は明石焼きが有名で、他にも蛸料理や本格的な点心料理があります。
昔からよく行っていて大好きなお店だということもあり、今回取材させていただきました。
早速行ってみましょう!

地元で愛される老舗のお店

『貴味蛸(きみたこ)』さんは夙川と摂津本山に2店舗ありますが、今回は夙川店に行ってきました。
場所は阪急夙川駅から南へ徒歩2分という、迷わず行ける距離。
ちなみに、この写真の奥に見えているのが夙川駅です。

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着きました!赤の暖簾をくぐり、早速入ります。

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居心地の良い空間

平日の18時30分頃伺いましたが、カウンターを中心に店内は賑わっている様子でした。

お店に入り、向かって右側がL字カウンターで14席、左側にテーブル席が3つ程あります。
こちらはテーブル席。

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今回はカウンター席に座らせて頂きました。カウンター席からは厨房の様子が眺められます。テーブルや床が木でできており、木のあたたかみが居心地が良く、落ち着きます。

では、早速メニューを選んでいきましょう。
このお店はメニュー表ではなく、1品ずつ料理写真付きのカードになっています。
名前からはどんな料理か想像しにくいものが多いので、写真と説明が書いてあるのは嬉しいですね。
一度、注文候補の料理を並べてみました。

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そして悩んだ結果、、
・玉子焼(明石焼き)
・大餅(ターピン)...ネギとひき肉の包み焼き
・水餃子... 薄皮仕立ての水ギョーザ
の3品を注文しました!

ふわふわで熱々の明石焼き

そもそも明石焼きとは、江戸時代の終わり頃から食べられている兵庫県明石市の郷土料理です。鶏卵をたっぷりと使うため色味が黄色く、浮粉と呼ばれる小麦でんぷんの粉を使うことから生地が非常にやわらかいのが特徴です。具は基本的に蛸のみであり、お出汁に浸して食べます。
明石周辺地域以外では、卵を調理した卵焼きと区別するために「明石焼」と呼ばれることが多いそうですが、明石周辺の人は「玉子焼」と呼ぶそうです。

こちらで2人前の量。

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ふわっふわで熱々の明石焼きをお出汁につけて頂きます。

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おいしい!中に蛸が入っています。
玉子本来の味を楽しめるシンプルな味付けの明石焼きが、お出汁の旨味をよく引き立てます。
全体的にどこか懐かしくなるような味で、心が安らぎます。

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1人前で10個は初めは多いように思いましたが、あっという間に完食!

もちもち皮の水餃子

明石焼きを食べ終わった頃に、ちょうど水餃子がやってきました。
こちらは8個入りです。

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見てください、このみずみずしさと皮のもちもち感、、!
そして、身がしっかりと詰まっているのが分かります。

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豆板醬とたれを混ぜて、準備完了です。
では、いただきます!

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期待通り、皮のモチモチ感がたまらない!歯ごたえがあって美味しい。

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中身はこんな感じです。肉汁と野菜の水分で、とってもジューシー!
野菜が多めであっさりと食べられます。

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大餅(ターピン)

最後にやってきました、大餅(ターピン)です。
ねぎの美味しそうな香りが漂います。

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サクっとした薄皮に、ねぎとひき肉がぎっしり!
よく家庭でつくるネギ焼きの進化版のような印象です。
かかっている甘めのお味噌がよく合います。

これは、やみつきになる美味しさ!

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どれも美味しくて大満足!ごちそうさまでした。

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撮影を終えて

いかがでしたか?明石焼きを中心に美味しいメニューが充実していること、そして居心地の良い空間から、何度でも行きたくなるお店だなと改めて思いました。 みなさんも是非行ってみてください!

貴味蛸
場所
  〒662-0051 兵庫県西宮市羽衣町7−38 夙川7番街 ストークマンション 1F
営業時間
(水〜月)17:00〜22:00(L.O.21:30),(土・日)12:00〜14:00(L.O.13:30)/17:00〜22:00(L.O.21:30)
 火曜定休日

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