ワンちゃん・ネコちゃんにとって身近にある『危険な植物』
兵庫三菱保険部 | 記事 : M.Harada
配信日 : 2017年7月16日 17時00分 JST
兵庫三菱保険部では、ペット保険シェアNo.1アニコムの保険もお取り扱いしております。皆様の家族の一員であるワンちゃん・ネコちゃんを守るためにお役に立つ情報を発信していきたいと思います。
アニコムどうぶつNEWS(2017年5号)
この記事の文章は、アニコム損害保険株式会社様が発行されているアニコムどうぶつNEWS 2017年5号より内容を抜粋してご案内させていただいております。
主な中毒を起こす植物と症状
ワンちゃん・ネコちゃんが「ネギ類」で中毒を起こすことは知られていますが、それ以外の身近な植物でも中毒症状を起こすことがあります。大事な家族を危険から守るためには、何が危険かを知ることが稚拙です。その一部ではありますが、中毒を起こす身近な植物とその症状を紹介します。
*同じ植物でも花、葉、根(球根)、種など、有毒成分が含まれる部位が異なりますので注意が必要です。
チューリップ(球根)
症状 | 嘔吐、下痢、心臓マヒ |
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ユリ(全体/特に球根)
症状 | 腎不全 |
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アジサイ(つぼみ)
症状 | 痙攣、昏睡 |
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ポインセチア(茎、樹液、葉)
症状 | 嘔吐、下痢、皮膚炎、痙攣 |
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アサガオ(種子)
症状 | 嘔吐、下痢、幻覚、血圧低下、瞳孔散大 |
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もし食べてしまったら?
すぐに動物病院へ!
日頃から、夜間・時間外などにも対応してもらえるような動物病院を探しておくと、緊急時にも安心です。
中毒症状は、摂取した有毒成分の種類や量などによって症状がでるまでの時間や重症度が異なります。摂取後に時間が経過してしまうと、中毒成分が体内に九州され症状が重くなり、治療が困難になる場合もあります。
どうやって予防するの?
- いろいろなものを口にする癖がある ワンちゃんの場合、お散歩をする際に 口に入れないよう注意をする。
- お庭で植物を育てている場合は、囲いをする。
- 届く場所に飲み込みそうな物や興味を示しそうな物を置かない。
- お留守番のときは、柵やサークルなどを使って 行動範囲を制限する。
- 植え替えなどの際には、球根などを 放置しないようにする。