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【旧車紹介】1979年 フェラーリ 365GTB/4(デイトナ) 伝説のスーパーカー

兵庫三菱Web編集局 | 記事 : A.Sato
配信日 : 2020年04月10日 9時00分 JST

以前にも紹介していた外国産の旧車紹介を再開しました!旧車は好きだが詳しいのか...と聞かれると悩ましいので、これからも勉強していきたいです!ぜひ旧車を全然知らないよという方も参考にしていただいて好きな車が見つかればいいなと思います!

目次

  1. 本日の主役は...。
  2. どんな時代を走ってきた車なの?
  3. どんなチャームポイントがあるの?
  4. デイトナの愛称はどこから?

本日の主役は"デイトナ"くん!

365GTB/4 [フェラーリ]

フランス発表年[生産期間] 1968年(昭和43年) [1969年〜1974年]
全長×全幅×全高 (mm) 4420×1756×1295
車両重量(kg) 1600
最高速度(km/h) 280
販売当時価格(£) 9992

どんな時代を走ってきた車なの?

デイトナの愛称で呼ばれているフェラーリ365GTB/4はパリモーターショーで当時のフェラーリのフラッグシップモデル(その会社の代表となるような上位モデル)として発表されました。 1858年~1969年はド=ゴール時代と呼ばれており、経済を優先させる政権であったため社会的な格差が次第に大きくなって行った時代でした。 その中でも1968年にはパリの学生街で起った暴動を皮切りに、市民や労働者の反対運動である五月革命が起きました。 1968年はオリンピックイヤーで、夏にはメキシコ、冬にはグルノーブル(フランス南東部の都市)で開催されました。 ここで私が一番目を輝かせたのは、『鬼太郎メキシコオリンピック・マーチ』という曲がゲゲゲの鬼太郎の期間限定のテーマソングとして存在したことでした!"やってきた やってきた オリーンピックのメキシコへ〜♪"という愉快な曲にはまってしまいました...(照 そんな私の好みはどうでもよくってですね、日本では何が起きていたのでしょうか? 真相が解明されないまま時効成立となった3億円事件が起きた都市でありました。 暗いニュースだけではありませんよ!1952年にサンフランシスコ講和条約によりアメリカの施設権下に置かれていた小笠原諸島が日本に帰ってきました! 一度は行ってみたいですよね〜...小笠原諸島に行くには定期的に運行しているフェリーのみが交通手段で、なんと24時間もかかるそうですよ!それだけかけても行く価値がありますよね!

どんなチャームポイントがあるの?

なんといっても、スーパーカーの代名詞といえばフェラーリ、フェラーリといえばスーパーカーですよね!イタリア車特有の情熱的な赤色がなんともいえません。 フェラーリはボディーのラインがとても魅力的ですよね。フロントライトのの丸目が可愛らしい印象の275GTBの後継者として発表された365GTBですが、ロングノーズのボンネットの曲線美受け継がれ、それとは対照的に一直線に伸びるフロントライト、フロントグリルのラインがかっこよく当時のフラッグシップモデルとしての威厳が感じられます。 リトラ式のライトを開くとタレ目感がチャーミングなんですけどね!

私はどの車においてもリアのデザインにとても注目して見てしまいます。 365GTBはアーモンド型のキャビンの緩やかな傾斜を描くリアウィンドウ部分が美しい。 テールランプは控えめなサイズで丸目なのがなんだか可愛らしさを感じます

Ferrari_365GTB:4_no.6.jpg

(参照:MOTA)

内装もとても洗礼されたもので、特にフェラーリ特有の本革シートの大きな穴が並んだシートのデザインに憧れを持っています。 新しいモデルでもこのようなデザインのシートを見るのですが、シート自体のデザインを見ると昔の雰囲気がわかりますよね。今のものは選手が座っているような包み込まれるようなシートが主流に思いますが、古いものは角が丸みのあるものが多かったり時代によって細部の違いがありそこに注目して時代の流れを見るのも面白いですよね!

デイトナの愛称はどこから?

Ferrari_365GTB:4_no.7.jpg

(参照:WEB CARTOP)

最後の最後になってしまいましたが...皆さんは365GTB/4という名称より"デイトナ"と言われる方がパッと思いつきやすいんじゃないでしょうか? では一体なぜ"デイトナ"と呼ばれるようになったのでしょうか? フェラーリは憧れのスーパーカーであり、やっぱりスーパーカーなだけあってめちゃくちゃに早いわけなんですよね。 私は特にF1を思い浮かべますが、様々なレースで輝かしい栄光と歴史をフェラーリは残してきました。 そこでパリモーターショーでの発表前である1967年のデイトナ24時間レースにおいてフェラーリのレーシングカーモデルが驚異の1,2,3フィニッシュで表彰台を埋める結果やこれまでの成績からデイトナと巷ではデイトナと呼ばれるようになったらしいです... それって、イメージとしては歴代最高得点を叩き出した2019年のM-1王者"ミルクボーイ"がM-1って呼ばれてるってことですよね...なんだかそう考えると違和感が残りますね!(笑

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