新年度に突入しました。
こんにちは、メカニックの山口です。
年度も変わり、また来月には元号も新しく「令和」となりますね。
心機一転!スタッフ一同、皆様に安心と安全をご提供すべく頑張ってまいります。
さて、今回の話。
「振動」です。
新車から何年も経過すると、やはり出てくる不快な振動や異音。
徐々に出てくるものですから、皆様、意外と「こんなもんだろう・・」で済ましていませんか?
エンジン自体も距離・年数で傷みが出ますし音も大きくなったりします。
マフラーも徐々に性能低下で排気音が大きくなったり・・・
サスペンションも路面への追従やショックの減衰性能が落ちフワフワとか。
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などなど、色々とありますが、今回の作業はエンジンマウントです。
エンジン自体の振動は、たとえ新品のエンジンでも存在します。
それを室内に伝えないように車体に接続している部分がエンジンマウントです。
これは硬質なゴムで出来ており、簡単に言うとエンジンやミッションを宙吊りにしているモノです。
ただ、当然「ゴム」ですので、徐々にゴムは劣化してゆき、振動を抑える役目を失います。
今回これを交換しました。
新旧を見比べると隙間と、あとゴムがマウント金属部に当たった跡があるのが分かると思います。
つまり使用していくとこれだけ劣化するのです。
これを新品に交換すると、噓のように室内が静かになりますよ。
(もちろん、マウントが原因の場合ですが)
いま、私達店では「スプリングチェック」というシーズンごとの点検を実施しています。
気になる音とか振動、なにかしらの不具合とか相談事、なんでも結構です。
ご来店して、一度チェックしませんか?