シャフトの再生
こんにちは。
サービスメカニックの山口です。
急激に気温が下がってまいりました。
最近は秋が短く猛暑からすぐに冬になってしまう気がします。
皆様、くれぐれもお身体にお気をつけてください。
さて今回ですが、最近ではめっきり少なくなりました競技車両の作業です。
この方は普段の作業はご自身で済ませてしまいますが、どうしても出来ない部分をご依頼していただいてます。
今回は「ドライブシャフト」の修理です。
こう書くとブーツ破れの修理・・・?と思われがちですが、まずは写真を見ていただきましょう。
そうなんです、シャフトがポッキリ折れてしまっています。
普通の一般路での使用ではこうはなりません。
この車両はいわゆるダートラ車両ですので、各駆動系には相当の負荷がかかっていますので、こういうことも起こってしまいます。
エボ6まではプロペラシャフトが折れることも・・・、あぁ、怖い。
通常、この状態では新品のドライブシャフトまるごと(いわゆるアッセンブリー)交換になるのですが、その方はストック部品を持っていますので、その部分だけ状態の良いものに交換します。
特にこの形式のシャフトでは内側は普通に分解できますが外側(ホイール側)は分解しません。ですが移植するには分解しないと・・・でやっちゃいます。
もちろん、きちんと動作も確認したうえで組み立てます。
とまぁ、ドライブシャフトの再生を行って、元通りに戻しました。
競技車両でも違法なものでなければ、通常車両と同じです。
もしなにかご相談事が御座いましたら、ぜひ兵庫三菱・西神戸店へ!