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4WD登坂キットに 世界の増岡浩さん登場!

IMG_6908.JPG7月21日の兵庫三菱自動車 お客様感謝祭 in LAA関西におきまして催された「4WD登坂キット 体感試乗会」でドライバーを務めていただきましたのは あのパリ・ダカールラリーで世界を制した伝説のラリードライバー「増岡浩さん」です。

パリ・ダカールラリーとは1979年からはじまった世界一過酷なレースと言われるラリーです。創始者ティエリー・サビーヌの言葉「私にできるのは、"冒険の扉"を示すこと。扉の向こうには、危険が待っている。扉を開くのは君だ。望むなら連れて行こう」は有名です。

増岡選手は1987年にパリ・ダカールラリーに初参戦、その時のコース全長は13,000km、22日間にも及ぶ戦いは人間の限界ぎりぎりの戦い、その中で総合29位に終わりました。「すべての完走者が勝者である」このレースがいかに過酷なのかがこの言葉からよくわかります。そこから毎年参戦し、徐々に順位を上げていきます。2001年大会ではライバルチームの妨害と計測ミスにより優勝を逃し、惜しくも2位に終わりました。

「砂漠に置き忘れたものを取りに行く」翌年の大会に向けた増岡選手の言葉に日本人として震えが止まりませんでした。その言葉通り、2002年大会では初の総合優勝、そして翌2003年には日本人初の2連覇を達成!ひとつの伝説が誕生した瞬間でした。

そんな増岡選手の大ファンというお客様がこの日、体感試乗にいらっしゃいました。サイン色紙とカメラを持って・・・。体感試乗の間、増岡選手の運転するデリカD:5の車内でいろいろなお話を聞けてとても満足されたようです。

いくつかの質問のあと、最後にこう尋ねました。走るときに心がけていることは何ですか?

その質問に増岡選手は即座にこう答えました。「冷静さを保つことです。自分は短気な方ですぐカッとなるが、それではよい結果は出ない。いついかなる時も冷静になるよう自分をコントロールするようにしている。」何とも重みのある言葉にわたし自身もそうありたいと思いました。酷暑の中、まる1日ドライバーを務めていただいて本当にありがとうございました。

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