hunersdorff(ヒューナーズドルフ)アルミプロフィボックス48Lを細かくレビュー!
兵庫三菱/姫路三菱 編集局
記事 : N.Nagasaka 企画協力 : 株式会社六角形
配信日 : 2021年3月8日 9時00分 JST
今回ご紹介するキャンプギアは、hunersdorff(ヒューナーズドルフ)の、「アルミニウムプロフィーボックス48L」です。こまごましたキャンプギアを入れて持ち運ぶちょうどいいコンテナって、迷いがちですよね。家に置いていても違和感のないものがいいし...。
そんなときに活躍しそうなのが、アルミニウムプロフィーボックスです。航空貨物用のコンテナを元に一般用に作られているため、軽量さや操作性、頑丈さが全て適度なバランスでブレンドされています。
写真だけでなく動画も使って、意外と気になる細かい部分もレビューしているので、ぜひ参考にしてください!
目次
hunersdorff(ヒューナーズドルフ)とは?
hunersdorff(ヒューナーズドルフ)は、ドイツのシュトゥットガルトに本社を置く、1829年創業のプラスチック加工のリーディングカンパニーです。金属やプラスチックの加工を得意とし、工業部品からアウトドア用品まで、あらゆる製品ラインナップを揃えます。特にポリエチレン製燃料容器では欧州のシェアNo.1。ビジネス向けをメインに信頼を積み上げている会社なので、品質に関してはとても安心できますね。日本にも『muraco(ムラコ)』という、金属加工会社を母体とした新興アウトドアブランドがあり、ハイクオリティな製品を販売しています。ビジネス向けメーカーが出す製品は今後も注目したいですね。
製品の製造自体は航空コンテナメーカー『ALUTEC(アルテック)』社によるもの?
「hunersdorffのこだわりすげー」とおもっていたのですが、調べていると意外な事実がわかりました。
詳しいことはわからなかったのですが、実は、どうやら今回紹介するようなアルミニウムコンテナに関しては、hunersdorff(ヒューナーズドルフ)が自身で製造しているわけではないようです。同じくドイツの『ALUTEC(アルテック)』という、航空貨物輸送コンテナメーカーが製造元なよう。hunersdorff(ヒューナーズドルフ)はその製品に自社のブランド名を載せて販売しているみたいです!ALUTEC(アルテック)の名前を冠するバージョンも少数は流通はしています。ちなみに、同じサイズだとALUTEC(アルテック)バージョンが6,000円くらい安いです。笑 ちょっと意外な事実でした。
hunersdorff(ヒューナーズドルフ)アルミニウムプロフィーボックス48Lの基本情報
では、今回紹介するアルミニウムプロフィーボックス48Lを見ていきましょう。
- 価格:24,200円(税込) 重量:約4.5kg
- サイズ:
外寸:(約)幅58×奥行38.5×高さ26.5cm
内寸:(約)幅55×奥行35×高さ24.8cm
- 内容物の耐荷重:約30kg
- 素材:アルミニウム
サイズ展開は5種類
アルミニウムプロフィーボックスは、5種類のサイズがあります。
- 30L:18,700円(税込)
- 48L:24,200円(税込)
- 73L:30,800円
- 92L:36,300円
- 140L:49,500円
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hunersdorff(ヒューナーズドルフ)アルミニウムプロフィーボックス48Lの細かい特徴を解説
製品の詳細をみていきましょう。
こちらの製品は、航空輸送用コンテナの技術を使いつつ、一般用に合わせたスペックで設計されたアルミコンテナです。そのため、軽量性や使いやすさ、信頼感のある堅牢性がちょうど良いバランスで調整されているのが特徴です。
まず、そもそもアルミコンテナは、素材がアルミであるゆえに、軽量で錆びません。
こちらはコンテナの内部です。こちらは新品状態ではなく、数ヶ月キャンプギアを入れて置いている状態です。ただ、アルミなので傷はつきやすいです。傷も味として楽しめる人でなければ気になりそうではあります。
また、内容物を水などから守るため、蓋と接する部分に黒いゴムシールが一周張り巡らされています。完全防水とまではいきませんが、野外でも安心できます。
しかし、軽い・錆びないだけならプラスチックでも備えています。そう、このアルミニウムプロフィボックスが優れているのは、耐久性や安定性の点です。
ボックスをよく見ると、全ての角が分厚く加工されているのがわかります。これが、どっしりとした安定性を実現しています。ゆすったり叩いたりしてみても問題なしでした。
ちなみに、プラスチックと違ってテーブルとして使い、ガスバーナーなど熱いものを置けることも魅力です。
耐久性の面では、例えば蓋が開きすぎないよう、内側にはストラップがついています。心地よくバウンドし、ちょうつがいの破損を防止してくれます。
また、留め具も非常にシビアに作られています。ググッと押し込んで閉まる感じが気持ちイイ。南京錠をかけられる穴もついています。
最後に、非常に細かいですが筆者が嬉しかったポイントがあります。それは、両サイドにつくハンドルの機構。持ち上げようとすると、ちょうど90度のところで止まるようになっています。手を離せば、自動で元に戻ります。さらに、青いプラスチックのカバーがついてるのもグッド。取り回しやすく、とても工夫された設計だと感じました。
まとめ
hunersdorff(ヒューナーズドルフ)のアルミニウムプロフィーボックス48Lをレビューしてみました。厳密には「ALUTEC(アルテック)」製ではありましたが、使いやすくするための工夫が随所に感じられました。壊れることや大きく汚れることもなさそうで、かなり長く使っていけそうなギアでした。屋内でインテリアとして使うにも十分な製品だと思います。インダストリアルな雰囲気を好む人にはうってつけのギアです!
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