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【旧車紹介】1971年 こしゃくにも... 三菱自 ミニカ・スキッパー GT (A101型)

兵庫三菱Web編集局 | 記事 : A.Sato
配信日 : 2018年9月19日 9時00分 JST

ミニカ 上.jpg

(参照:pinterest)

今回も記事を見ていただきありがとうございます!今回はいつもと少し変えてみました。選んだ車の感じと最後の欄に車全体を通しての疑問について書いてみました!どんどん車のことを好きになっていってほしいです!今回の車は歯と身長が小さい私は少し親近感が湧きました...。それではよろしくお願いします!

目次

  1. 本日の主役は...。
  2. どんな時代を走ってきた車なの?
  3. どんなチャームポイントがあるの?
  4. 車って複雑!車の形状からわかる用語を調べてみよう!

本日の主役は"ミニカ・スキッパー"くん!

ミニカ・スキッパー GT (A101型) [三菱]

発売年月日 1971年(昭和46年) 5月
全長×全幅×全高 (mm) 2995×1295×1275
車両重量(kg) 470
最高速度(km/h) 120
400m到達時間
(加速の大きさ)
0→400=19.8s
販売当時価格(円) 440,000

どんな時代を走ってきた車なの?

mitsubishi_minica_1971_photos_1.jpg

(参照:FavCars.com)

前の記事で紹介したギャランGTOが発売された年には初めての公害国会が行われましたが、翌年になる1971年には公害対策本部として環境庁が発足されました。 1970年には歩行者天国を実施することで車両の規制を行おうというものでしたが、1971年には東京の八王子市で初めて毎週水曜日を"ノーカーデー"とし自家用車でなく公共交通機関を利用しようという運動が始まりました。これらの出来事から個人で車を所有する人が急激に増加したことが感じられますね。 この年の個人的な注目ポイントとしてはですね...ロングセラー食品が沢山発売された年だなぁと感じました!食いしん坊目線ですみません...。小枝チョコレート、チェルシーにキャラメルコーン、カップラーメンなどなどですよ...。お腹減りますね。日経新聞の創刊が始まったそうですが年末に日経ヒット商品番付を掲載していて記念すべき一回目はジーンズや浄水器、カラーテレビ...かつら?!だったそうですよ!

どんなチャームポイントがあるの?

いかにもかっこいい!スポーツカーを紹介しているのですが今回は軽自動車をピックアップしてみました!軽自動車といっても普通の今のイメージのようなものでなく70年代ではホンダZの発売を皮切りにスペシャリティ軽自動車(軽自動車でありながらスポーティで、若者がデートで乗るカッコイイ車)の時代でもあったんです!まず注目したいのが広告なんかにも書かれているキャッチフレーズなのですが"こしゃくにも...クーペです。"というのが雰囲気的に好きです。1969年にフルモデルチェンジしたミニカをベースにエクステリアはギャランGTOを一回り小さくした感じで、例えるならバズ・ライトイヤーとニセものバズ(Wiki:ニセものバズがやって来た )の関係性のようなイメージです!小さいといっても当時の軽自動車の寸法の規格が"全長:3000×全幅:1300×全高:2000"だったので軽自動車としては大きかったんです!

車が沢山普及しているので車種で差別化だけではなく同じ車でもさらに自分好みにという個性を尊重した時代に合わせ3種類のオプショナルパーツ・シリーズが用意されていました。"ホットヒップ・バージョン"(スポーツバイザー、エアスポイラー、シースルールーバー)、"スポーツ・バージョン"(ボンネットメーター、ノーズフィン、ヒール&トウペダル)、"メークアップ・バージョン"(オーバーヘッドコンソール、ボンネットスクリーン、スキッパーシャツ!!)といったラインナップです!調べた結果言葉としてしかわからなかったのですが"スキッパーシャツ!!"とは一体なんなのでしょうか...。

mitsubishi_minica_skipper_1971-74_6.jpg

(参照:Best Cars)

内装なのですがGTはとても豪勢になっており、運転席のメータなどのパネルは木目調でタコメータもついてます。 軽なのにクーペで内装は木目調のパネルで、外装もサイドの下のラインだったり四角で直線を基調としたデザインでありながら可愛らしい丸目ライトで...なんともこしゃくなっと言ってしまう一台ですね!

車って複雑!車の形状からわかる用語を調べてみよう!

3つのバック?

私としてはハッチバックというのをよく耳にします。では、一体ハッチバックってなんなんだ!多分後ろのことなんだろうけども!となるのですが、今回は"ファストバック"、"ノッチバック"、"ハッチバック"の違いを比較して知っていきましょう。

・ファストバック

今回のミニカくんがこのファストバックです!屋根から一番お尻に向けて急降下した傾斜のリアのことです。ミニカくんはガラスハッチになっており後方のガラスが扉になってます。

・ノッチバック

車を絵に描くときによくあるのがノッチバックですね!ノッチバックは後ろだけじゃなく全体の形状を表した用語で、地面と平行なボンネットからルーフにかけて山になり後ろのトランク部分が地面と平行になっている形のことです!ボンネット、キャビン、トランクがはっきり区別された形なので"3ボックス型"ともいわれます!

・ハッチバック

ハッチバックは、自動車の種類を表していてトランクの部分に跳ね上げ式のバックドアをつけた車種のことを指します。だからファストバックでも、ノッチバックでも跳ね上げ式のバックドアを持つものはハッチバックです!少し複雑ですね...。

クーペって...?

先ほども軽自動車なのにクーペでこしゃくな!と言っていたのですが"セダン"と比べてみましょう。

・クーペ

走行性や、スタイリング、かっこよさに重点をおいた車で1列シートの2ドアスタイルが主となっておりますが、ミニカくんは2列シートの2ドアで4人乗りです。スポーツカーは基本的にクーペのスタイリングですね!

・セダン

快適に乗れる住居性に重点をおいた車で、2列シートに4人以上が同時に乗車することができて、どの席でも乗り降りしやすいものを指します。ノッチバックのものが主となります。

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