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メスティンとアルコールバーナーで簡単メキシカンピラフのはずが!?【キャンプ飯#27】

兵庫三菱/姫路三菱 ウェブ編集局
記事 : N.Nagasaka / 企画協力 : 株式会社六角形
配信日 : 2020年09月23日 09時00分 JST

こんにちは!
今回のキャンプ飯は、『メスティン自動レシピ』というレシピ集から選んだメキシカンピラフです!

サムネイルの画像を見て、「え、これピラフなん?」と思われたあなた。鋭いですね。 そうです、実は今回、めちゃくちゃミスりました。
何を隠そう、キャンプ飯の筆者陣の中で、私ナガサカは最弱の料理初心者。今までの記事ではなんとなくうまくいっていましたが、ついに今回は想定と全く違う料理を作ってしまいました。その一部始終をお届けします。

キャンプ飯初心者の方はもちろん、solo stove(ソロストーブ)製アルコールストーブの紹介も含むので、購入を迷われている方の参考になれば幸いです。

1. 調理器具紹介

超万能キャンプ飯ギア Trangia(トランギア)の『メスティン』

キャンプ用調理器具の王道の一つ。trangia(トランギア)製が最も有名。アルミの箱という、究極にシンプルですが、その分何にでも使える優れもの。今回は普通サイズを使います。

  • ¥1,600(税抜)
  • 重量:150g
  • サイズ:17×9.5×6.2cm
  • 容量:750mℓ
  • アルミ製(無垢)

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Solo Stove(ソロストーブ)アルコールバーナー

アメリカの大人気焚火台メーカー『Solo Stove(ソロストーブ)』のアルコールバーナーです。燃料を内部に入れたまま持ち運べることなどが特徴。詳しくは、本記事最後のURLから、レビュー記事をご覧ください!

  • 2,750円(税込)
  • 高さ:約4.6cm 直径(幅):約7.4cm
  • 重 量 約99g
  • 材 質 真ちゅう

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2. メスティン飯レシピ集の決定版『メスティン自動レシピ』

「メスティン自動レシピ」とは

今回は、『メスティン自動レシピ』という本から、メニューを選びました。メスティン愛好会が出版している、メスティンを火にかけてほったらかすだけで「自動」調理できてしまうレシピ集。これさえあればキャンプ飯の楽しみはそうそう尽きなさそうです。

情報が過不足なく載っており、非常にわかりやすいです。

メキシカンピラフののレシピ

今回作るメキシカンピラフのレシピは、以下の通り。

材料
  • 無洗米:一合
  • 水:120ml
  • 玉ねぎ:1/4個
  • ニンニク:1個
  • チョリソー(ソーセージでも可):3本
  • トマト缶:100g
  • コーン:20g
  • コンソメ:1個
  • クミン:適量
  • コリアンダー:適量
  • チリパウダー:適量
  • 塩:適量
手順
  1. メスティンに米を水を入れ15分吸水させる
  2. 玉ねぎ、ニンニクをみじん切りに、チョリソーは1cmの輪切りにする。
  3. メスティンに全ての食材を入れ。固形燃料14gで火にかけ炊き上げる。
  4. 炊き上がったら塩で味を整え、お好みでパセリをふる。

3. いざ、メキシカンピラフを調理。

材料と道具はばっちり準備。

メスティンにこれだけ最高の道具たちに囲まれれば、さぞかし素晴らしいピラフができるのだろう。この時点ではそう思っていました。

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ちなみに、『メスティン自動レシピ』では、完全な自動を実現させるため、「固形燃料」での加熱を推奨しています。一度火をつければ、燃え尽きるまで待てば良いだけということです。ただ、今回はSolo Stoveのアルコールバーナーの使用感を確かめるため、使ってみることにしています!

下準備まではなんとかこなす

手順①の米の吸水。さすがにこちらは難なくできました。ネットではお米1合に対し、水は200mlということでしたが、メスティン自動レシピでは水は120mlなんですね。

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その後は、各食材のみじん切りです。これがまた初心者には辛い!!特に、キャンプ用の小さなナイフとまな板。まずは普通のやつで練習しろって話ですが、アワアワしながらなんとか形だけでもみじん切りらしきものが完成。

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こちらはチョリソーを切っているところ。ちなみに今回のキャンプ飯の買い出しで、初めてソーセージとチョリソーの違いを知りました。ソーセージとはジャンル全体のこと。チョリソーとは切り刻んだ肉にスパイスを混ぜたメキシコのソーセージの一種のことを指すそうです。

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スパイス系も含め、具材を全てメスティンに入れます。コンソメの代わりに、ブイヨンを入れました。初心者、こういうところでアレンジ加えがち。

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ミス発覚のオンパレード!

順調に見えていたがしかし、ここからミスのオンパレードです。とくとご覧あれ。

まず、下準備に時間をかけすぎ、お米がたっぷりと「しゅんで」しまいました。みじん切りごとき15分で十分!と意気込んで、先にお米の吸水を始めてしまったのが運の尽き。普通に25分くらいかかりました。

さらに、その焦りもあってか、なぜか火にかける前にメスティンに入れた具材を混ぜてしまいました。これすなわち、下に固まっていたご飯がバラバラになり、炊き具合にムラがでてしまうということ。仕上がりが楽しみです。

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そして極め付けに、具材を間違えました。もはや料理初心者がどうとか全く関係ありません。トマト缶だと思って準備していたこの缶詰は、なんとキャンベルのトマト「スープ」!!!これにはアンディウォーホルもおったまげでしょうか。なぜかその場では気づかず、そのまま使用してしまいました。

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アルコールバーナーで加熱!

さて、ついに加熱です。Solo Stoveのアルコールバーナーは火加減の調節も可能な上に、燃料が余っても内部に残したままで持ち運べます。今回のような調理にはもってこいのギアですね。さらに、solo stoveのネイチャーストーブ『Titan(タイタン)』の内部に収まるサイズになっています!

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時間を測り、途中で火加減の調節もしながら、しっかり約15分加熱しました。(ミスしているとも知らずに)

完成!!?

15分がたち、火を消しました。ついに完成品のお披露目です。蓋を開けると...()

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いやビシャビシャやないかい!!!なんやこれ!ピラフはどこへ???

そりゃ当たり前です。トマト缶ではなくトマトスープを使っているのですから。白ごはんも、上の方は芯残りまくり!あまりに下手すぎる!!
でも、もう仕方ないです。諦めてパセリをふりかけると、、、

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あれ?意外ととても美味しそう。

実際に食べてみても、味だけはイケました。味だけは。今回のレシピはスパイスをふんだんに使っていました。やはりスパイスは魔法ですね。ことキャンプ飯においては。普段慣れなくてミスしがちなキャンプ飯料理も、スパイスさえよければ全然食べられちゃいます。
かくして完成した新料理「スープピラフ」は、一緒に撮影していた筆者陣のひとりがとても気に入り、残りを持って帰ってしまったほどの美味でした。きっと、ミスなくできていればさらに美味しかったのでしょう。リベンジしたいものです。

4.まとめ

ミスたっぷりでお届けしてしまったキャンプ飯企画!いかがでしたでしょうか?読んでくださった方の、キャンプ飯へのハードルが下がったり、参考になったりしていたら幸いです。
私は今後に備え、まずはみじん切りと、材料を間違えずに用意する練習をします。日々成長!

5. 関連情報

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