ジャマイカのソウルフード『ジャークチキン』をSolo Stoveで豪快に焼く!【キャンプ飯#28】
兵庫三菱/姫路三菱 ウェブ編集局
記事 : N.Nagasaka / 企画協力 : 株式会社六角形
配信日 : 2020年09月28日 09時00分 JST
今回私がいただくのは、ジャークチキン。
第28回のキャンプ飯では、ジャマイカの国民的料理「ジャークチキン」を、Solo Stove(ソロストーブ)レンジャーで豪快に焼いていただきます!料理初心者の筆者は、はたしてうまく調理できるのか??
ジャークチキンとは?レシピも紹介
ジャークチキンについて
ジャークチキンとは、カリブ海に浮かぶ島国・ジャマイカの国民的肉料理です。スパイスで味付けした骨付き鶏もも肉を焼く、まさに焚火のためのようなもの。「ジャーク」という言葉の語源は、「charqui」というスペイン語だそうで、「タレに肉を漬け込む」などの意味があると言われているそうです。が、結局はよくわからないというのが本当のところだそう笑 他にも、悲しい歴史が背景にあったりと、ジャークチキンの歴史は興味深いです。(Pimenta Gourmet「ジャークスパイス研究所」より)
焚き火ジャークチキンのレシピ
提供するレストランによって味付けが全然違うことも特徴であるジャークチキン。今回参考にさせていただいたのは、HONDAさんが「Hondaキャンプ」というサイトにて紹介されている「骨つきもも肉のジャークチキン」のレシピです(小声)
- 鶏もも肉 2枚
- 玉ねぎ 1/2個
- にんにく 1かけ
- オールスパイス 大さじ1
- チリペッパー 大さじ1
- クミン 大さじ1
- ライム、またはレモン 半分
- オリーブオイル 大さじ2
- 塩 少々
- 玉ねぎとにんにくをすりおろし、材料の「玉ねぎ」以下を全て混ぜる。
- 鶏もも肉は筋を切り、皮にフォークなどで穴を開けて、<1>の漬けダレに3時間以上漬ける。
- 弱火と中火の間くらいの加減で焦がさないように焼く。
おそらく最強の焚火台・Solo Stove(ソロストーブ)レンジャーとは?
アメリカの人気沸騰中アウトドアブランド『Solo Stove(ソロストーブ)』
アウトドア愛好家であったJEFF JAN(ジェフ・ジャン)は、自身にとって理想のキャンプストーブを探していたものの、どうしても見つからず。それならいっそ、ということで、自分で作ってしまいました。それが2011年、Solo Stove(ソロストーブ)の始まりです。「頑丈・軽量・エコフレンドリー。燃焼効率が良く使いやすい」キャンプストーブを生み出し、世界中で人気を博しています。
Solo Stove(ソロストーブ)レンジャー
当編集局でも以前にレビュー記事を配信し、たくさんご覧いただいているSolo Stove(ソロストーブ)レンジャー。特徴的なのは、火力・燃焼効率・煙の少なさどれをとっても問題ナシという点です。
[高さ32cm/直径38cm/重さ6.8kg]¥36,300(税込)
ジャークチキンを作ってみる
まずは下ごしらえ
特大の骨付き鶏もも肉を筆頭に、材料を用意いたしました。
前回(#27メキシカンピラフ)ではみじん切りにあくせくした筆者ですが、今回は特に問題ナシ。野菜はただすり下ろすだけです。
クミン、オールスパイスなどのスパイスも、ささっと追加。いい香りです。
肉も、筋切りやフォーク刺しを済ませて、染み込ませる用意をしました。
ジップロックにまとめて、全ての材料を加えます。
混ぜて、3時間弱漬けておきました。
Solo Stove(ソロストーブ)レンジャー火を熾して焼く
Solo Stove(ソロストーブ)レンジャーで焚火を開始。肉を焼く準備が整ったのでさっそく豪快に、着陸!!「ザ・焚き火メシ」ないい音を鳴らしてくれています。
みているだけでよだれが出そうな画像をお楽しみください。
レシピには、「弱火と中火の間くらいの加減で焦がさないように焼く。」と書かれていましたが、焚き火だと難しいです笑 レンジャーの火が強くても問題がないように、「petromax(ペトロマックス)クッキングスタンド」で高さを出し、火から離していましたが、それでも十分強火になってしまっているように見えます。
完成
美味しそうな焼き目がついてきたところで引き揚げ。トッピングしてみます!
キャンプ飯#27のメキシカン(スープ)ピラフと、ビールと一緒に並べると、この見栄えです!!これほど食欲を誘うキャンプ飯が存在するのでしょうか...!!!
実際に食べてみると...肉はぷりっぷりジューシー。さらに複雑でスパイシーな香りが口を満たします。ビールとメキシカン(スープ)ピラフで、中南米キャンプメシ!最高です。
反省点
ただ、反省すべき点もありました。
まず、漬けだれをよく混ぜてからお肉を漬けるべきでした!せっかくのスパイスや食材が混ざり切っていなかった部分があったため、もったいなかったです。
また、肉のフォーク刺しを入念にし、つける時間を長くしても良かったかもしれません。今回は3時間ほど漬けましたが、若干たれの染み込みが甘かったように思います。余裕を持って作ることをお勧めします!
最後に、加熱の調整を慎重にできるようにすべきでした!肉が分厚い分、加熱にも時間がかかります。今回は時間が押しており、実は最初に火からあげた段階では加熱が不十分に見えました。今回のような大きい肉は、しっかりと時間を取り、火力調整や追加の加熱も行えるようにする必要があると学びました!!
まとめ
多少ミスはありましたが、おおかた問題なく調理し、美味しくいただくことができました!!なにより、これまでで最も美味しそうな見た目となった中南米キャンプ飯セットには本当にテンションが上がりました。もし良ければ皆さんも、私の反省点を参考にされるなどして、作ってみてくださると嬉しいです!
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