エヴァンゲリオンとEV充電器がコラボ
記事 兵庫三菱Web編集局 A.Nabeshima 2015.08.03 配信
EVやPHEVを運転するうえで絶対に欠かすことのできないEV充電器。日本国内でも、普通充電器、急速充電器ともに設置数が急速に増加しています(【EV/PHEV】EV充電スタンドって実際多いの!?)。そんななか、面白い試みをしているEV充電器の取り組みをいくつかご紹介致します。
充電器×自動販売機
よく駐車場に、自動販売機が設置されていますが、今後はその横にEV充電器がセットで見られるようになるかもしれません。コカ・コーラウエストは飲料水の自動販売機の収益で、EV充電器設置費用を賄う取り組みを始めました。2015年6月に神戸市垂水区に初めて設置され、兵庫県内に10カ所程度の新設を目指しているそうです。
「EV充電器を自販機とセットに コカ・コーラが神戸に新設置」(神戸新聞社)
充電器×街灯
BMWは街灯を電気自動車用の充電スポットとして活用する「Light & Charge」を提案しています。街灯のある場所にはすでに電源供給用ケーブルが設置されているので、新たにケーブルの埋設工事などを行う必要がなく、わずかな期間でガソリンスタンドよりも多くの充電スポットを街中に設置できる可能性があるそうです。実際にドイツでは昨年から道路沿いの街灯が100本、2015年末までに800本が充電ポイントに作り変えられる予定だそうです。
「ベルリンが電灯を電気自動車の充電ステーションに変身させる」(WIRED)
BMW light and charge
充電器×エヴァンゲリオン
神奈川県箱根町では映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」に登場するキャラクターおよび機体をモチーフにしたEV充電器が設置されています。箱根町では、2010年と早い段階から「環境先進観光地」を目指して「箱根EVタウンプロジェクト」を立ち上げており、環境貢献と電気自動車を活用した取り組みを積極的に行なっています。エヴァンゲリオンの舞台となる第3新東京市のモデルでもあるため、エヴァンゲリオンデザインの充電スタンド「ELSEEV」を、道の駅「箱根峠」と箱根町立箱根湿生花園の2ヶ所に設置しました。エヴァンゲリオンもEVと同じく電気が動力源ですね!
充電器×触手型ロボット
テスラモーターズは今月、電気自動車の充電口の位置を認識し、充電を自動でしてくれる充電ロボットのプロトタイプを公開しました。銀色の蛇のようなロボットが、餌を探すようにくねくねしながら充電口に近づきます。実現すればとても便利ですが、「気持ち悪い」「怖い」といった声もあるようです。
「テスラのヘビ型ロボットはEVの充電口を自分で見つけ出す」(WIRED)