次世代SUV『MITSUBISHI Concept XR-PHEV II 』画像集(21 photos)
MITSUBISHI Concept XR-PHEV II 画像集(21 photos)
まもなく開催されるジュネーブ・モーターショーに出展予定の『MITSUBISHI Concept XR-PHEV II 』。アウトランダーPHEVを少しコンパクトにしたような、見た目はどちらかというとRVRに近いでしょうか。いずれにせよ、次期PHEVの新車種と目されるXR-PHEV II がジュネーブで初披露されます。2013年末の東京モーターショーで発表された『MITSUBISHI Concept XR-PHEV』をさらに進化させた形に仕上がっており、特に、後ろから見たフォルムは随分と洗練された感があります。
MITSUBISHI Concept XR - PHEV Ⅱ 概要
『MITSUBISHI Concept XR-PHEV Ⅱ』は、『アウトランダーPHEV』に次ぐプラグインハイブリッド車(以下、PHEV)の第2弾を想定した小型SUVのコンセプトカーです。三菱自動車では、「環境への貢献」「走る歓び」「確かな安心」の3つを柱とした次世代先進技術「@earth TECHNOLOGY(アット・アース・テクノロジー)」の開発を推進しており、環境対応技術ではとりわけ電動車両技術に注力し、将来の展開を見据えて車種毎に最適なPHEVシステムの開発に取り組んでいます。『MITSUBISHI Concept XR-PHEV Ⅱ』で提案する新たなPHEVシステムは都市型クロスオーバーに最適な小型・軽量・高効率なFFタイプとしており、プラグインハイブリッドトップレベルの低CO2排出量40g/km以下に抑えるとともに、レスポンスよく滑らかで力強い走りを実現します。
エクステリア
筋肉質で引き締まった張りのあるサイドボディをシャープにカットしたキャラクターライン、リヤフェンダーの立体的でかたまり感のある造形で、ダイナミックな躍動感を表現しました。 また、フロントフェイスは歴代パジェロのデザインを継承・進化させたもので、バンパー両サイドのプロテクター形状を中央方向へ拡張、また、アンダーガードを下から中央方向へ拡張することで、人と車を保護する新しい盾のカタチを表現しました。更にフロントのモチーフをリヤにも反復し、視認性に配慮したハイマウントのテールランプで特徴づけました。
インテリア
水平基調のシンプルなインパネ、それを支えるコンソールから左右に広がるアルミフレームによって、SUVの力強さを表現。フロント周りは、ブラックとシルバーのみのハイコントラストな色調としました。また、操作系をステアリングホイールとコンソール中央部に集中配置し、機能的で運転に集中できるコックピットを表現しました。
PHEVシステム
今回のPHEVシステムは、MIVECエンジン、新開発のモーターとジェネレーター、そして新型パワードライブユニットをフロントに搭載したFFタイプとし、大容量バッテリーを低重心化に貢献するようフロア下に配置しました。 新型パワードライブユニットは、インバーターと可変電圧システムで構成し、小型・高効率なシステムでありながら高出力・高トルクを実現。走行時のCO2排出量を40g/km以下に抑え、プラグインハイブリッドでクラストップレベルの環境性能としました。 また、このPHEVシステムは、モーター走行を基本に、エンジンが発電と駆動の両方を担い、走行状況やバッテリー残量に応じて、EV走行、シリーズ走行、パラレル走行のうち最適な走行モードを自動選択。バッテリーセーブモードやバッテリーチャージモードを使うことで、EV走行がしたい状況においてもEV走行することが可能になります。 さらに、力強くスポーティでありながら、静粛性に優れ、変速ショックの無い上質で滑らかな走りを実現。走る歓びをより高い次元へと昇華させました。
《参照》ジュネーブ・モーターショー 三菱自動車スペシャルサイト
プレスリリース(Mitsubishi Motors)
兵庫三菱編集局 ライター